岡村 富士子
AKKORD代表の石井とは、前職から30年近くの付き合いとなります。ともに働きながら、石井とたくさん語り合っていました。私たちは、「ケアマネジャーに必要なことは?」「働きやすい環境って?」「ケアマネジャーが力を発揮できる職場とは?」など、思い描いていることや志が似ていたんです。「私たちが主導でやるとしたら、こんな環境を作りたいよね」と話していました。
そして、石井がついに、理想を叶えるために自ら起業を決めたとのこと。いてもたってもいられませんでした。退職のために自分の荷物を整理している石井のもとへ駆け寄り、言いました。「私も一緒にやるよ」と。同じ志を持つ仲間と一緒なら、きっと理想の会社を創れる!そう確信したからです。
長い経験を経て、学んだこと。それは「ケアマネジャーは、介護支援チームの一番上の立場ではない。介護に携わる各プロフェッショナルたち全員が、フラットな立場で、一丸となってご利用者様に関わることが大切だ」ということです。
それから、個々で動くのではなく、しっかりと連携して動くことも大切です。
AKKORDであれば、プロフェッショナル同士が互いを尊重し合い、それぞれの強みを発揮し合いながら、一致団結できる理想的な介護支援チームが作れると思っています。そのために私の経験と知識を最大限に活用し、伝えるべきことを伝えていきます。
私自身も、家族の介護を経験しています。先の見えない中、さまざまな悩みや不安を抱えていた当事者です。ケアマネジャーの対応次第で、救われることもあれば、逆に不安や悩みが増えてしまうこともあると、身をもって知っています。
だからこそ、ご利用者様やご家族の不安や悩みに寄り添っていきたいと強く思っています。どうすれば不安や悩みを緩和できるか、精一杯考え、提案し、少しでも安心していただく。それはケアマネジャーだからできること。やりがいを感じています。
私がケアマネジャーとしてターミナルケアに関わったご利用者様について、印象的な例があります。
そのご利用者様の娘さんは県外にお住まいでした。ご利用者様のことが気がかりだけど、頻繁には会いに来れない。そこで、私は見守りカメラの設置をご提案しました。そして、ご利用者様がお亡くなりになった後、ご家族からこんなお話を伺ったんです。ご葬儀の際に流した、故人を偲ぶメモリアルムービーの中に、見守りカメラが記録していたワンシーンを使用してくださった、と。
カメラが何気なく映した、ご家族全員が手を繋いで楽しく想い出話をしている光景、AKKORDのヘルパーがご利用者様を介助している様子などが映ったものです。ご利用者様の生い立ちを流し、「人生の締めくくりは、このように介護のプロの力を借りて、おうちで看取ることができました」と、参列者の皆様に伝えてくださったのだそうです。お話を伺って私は「私たちの介護支援を、ご利用者様の人生の一部として捉えてもらえたんだ」と、とても感動しました。
この時の感動を、これからもずっと忘れずに働いていきたいです。そして、ともに働く仲間たちにも、介護の仕事の本質として、伝えていきたいと思います。
ケアマネジャーとして働きたいあなたへ
ケアマネジャーとして長くやっていくために大切なことって、何だと思いますか?
私は、「最初」が何より肝心だと考えています。
ケアマネージャーが本当に知っておくべきこと、やるべきことは何なのか。
そういった「イロハ」を最初にきちんと学ばずに、実践の中で自分なりに覚えていくだけだと、自分の判断に自信が持てずに右往左往したり、疲弊してしまうことが多いです。
でも、まず最初にきちんと学ぶことができていれば、その先、どんな大変なことがあってもケアマネジャーとしてやっていけると私は思います。
石井も同じ想いでした。
だから、石井と私はAKKORDを「ケアマネジャーが、最初にきちんと学べる環境」にしました。
地に足をつけて、自信を持って仕事ができるケアマネジャーになりたい方、AKKORDに仲間入りしませんか?
安心してください。
私たちがあなたをフォローします!
みんなであなたを助けます!
まずは一度お話したいと思っています。不安なことや疑問も、気軽に聞いてくださいね。
2024年11月
岡村富士子
| 社歴 | 4年 |
| ケアマネジャー歴 | 20年目 |
| 前職 | 保育士→結婚&子育てを経て介護業界へ。訪問ヘルパー→サービス提供責任者→サービス管理責任者(5年経験)→ケアマネジャー→現在は主任ケアマネージャーを毎年更新中! |
| 今後の目標 | プロフェッショナル同士がフラットに連携できるチーム作り |
| ストレス発散方法 | Netflixで、何も考えずに楽しめる映画の鑑賞 |
| 社員から見た石井久美子 | おかもは、うちの管理運営、職員育成等、すべてを支えてくれている大黒柱です。 前職時代、起業に備えて自分の荷物の片付けをしている私の背後に、おかもが風のようにやってきて「立ち上げるの? 一緒にやるよ」と一言だけ言って去っていった時は鳥肌が立ちました! (長い付き合いなので、あだ名で呼んでいます) |